結論

傘寿は80歳のお祝いで、色は黄(金茶)です。 「傘」の略字が「八十」に見えることに由来します。

金額は子から親へ1〜5万円が目安。還暦から水準は変わりません。 80歳では当日の体調に合わせて動ける段取りにしておくことが大切です。

傘寿の基本

項目内容
年齢80歳(現在は満年齢が主流)
読みさんじゅ
黄(金茶)。紫とする説もある
由来「傘」の略字「仐」が「八十」に見える
金額の目安子から親へ1〜5万円/孫から1〜3万円
水引紅白の蝶結び
表書き祝傘寿/御祝/寿福

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なぜ80歳なのか

傘寿が80歳なのは、「傘」の略字に由来します。

「傘」を略した「仐」という字は、「八」の下に「十」を書いた形に見えます。ここから「八十」と読み、80歳を傘寿と呼ぶようになりました。

喜寿(77歳)と同じく、漢字の成り立ちに由来する長寿祝いです。

色は黄(金茶)。紫とする説もある

傘寿の色は黄(金茶)とされることが多くなっています。米寿と同じ色です。

出典によって色が違います

傘寿の色は紫とする説もあります。古希・喜寿から続けて紫とする考え方と、米寿と揃えて黄(金茶)とする考え方があり、統一されていません。

色は厳密な決まりではありません。どちらでも間違いにはならないため、迷う場合は本人の好みの色を優先して構いません。

黄(金茶)の取り入れ方
身につけるものひざ掛け、ストール、ハンカチ
黄色のバラ、ガーベラ、胡蝶蘭
器・小物金彩の湯のみ、漆器、座布団

金額の目安

贈る相手一般的な目安
子から親へ1〜5万円
孫から祖父母へ1〜3万円
兄弟姉妹へ1〜2万円
親戚へ5千〜1万円
職場・知人へ3千〜1万円

還暦から傘寿まで、金額の水準はほぼ変わりません。4と9のつく金額は避けます。

長寿祝いの金額を詳しく見る(兄弟での揃え方・現金か品物か)

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当日の体調に合わせられる段取りに

80歳では、体調が日によって変わることを前提に計画します。元気に過ごされている方も多い年齢ですが、当日どうなるかは直前まで分かりません。

段取り工夫
場所自宅か自宅の近く。送迎を用意する
時間2時間程度。昼の時間帯に
椅子席の個室。座敷は立ち座りが負担
人数近い家族だけ。大人数は疲れやすい
食事噛みやすさ・食事制限を事前に確認
当日の余裕短縮できる形にしておく。写真は早めに

体調が優れない場合に備え、「集まらない選択肢」も用意しておきます。贈り物と手紙を届けるだけでも、気持ちは十分に伝わります。

贈り物の選び方

80歳では、いま使っているものを上質にする方向が向いています。新しい趣味の道具より、日常の快適さを高めるものです。

  • 身の回りの上質なもの:ひざ掛け、寝具、クッション
  • 好物の食べ物:少量で質のよいもの。日持ちするもの
  • :手入れの負担が少ないもの
  • 写真・記念品:家族の写真をまとめたもの、名入れの品
  • カタログギフト:本人が落ち着いて選べる

避けたいのは、置き場所を取る大きなもの手入れに手間がかかるものです。世話の必要な植物や、大型の家電は負担になることがあります。

長寿祝いで避けたほうがよい贈り物を詳しく見る

のしと表書き

水引は紅白の蝶結び。表書きは「祝傘寿」が分かりやすく、「御祝」「寿福」「祝御長寿」でも構いません。

お返しは、食事会でもてなした場合はそれがお返しにあたるとされます。高齢になるほど返礼の準備そのものが負担になるため、贈る側から「お返しは不要」と伝えておくと親切です。

のし・水引の基本を見る

よくある質問

傘寿は何歳のお祝いですか?

80歳のお祝いです。「傘」の略字が「八」と「十」を重ねた形になり、八十と読めることに由来します。もともとは数え年で祝う行事ですが、現在は満80歳で祝うことが多くなっています。

傘寿の色は何ですか?

黄(金茶)が一般的とされています。ただし紫とする説もあり、出典によって差があります。色は厳密な決まりではないため、贈り物に少し取り入れる程度で十分です。判断に迷う場合は、本人の好みの色を優先して構いません。

傘寿祝いの金額はいくらが目安ですか?

子から親へは1〜5万円、孫から祖父母へは1〜3万円、親戚へは5千〜1万円が目安です。還暦から傘寿まで金額の水準はほぼ変わりません。兄弟姉妹の間で揃えることのほうが相場より重要になります。

80歳の祝い方で気をつけることはありますか?

体調が日によって変わることを前提に計画します。会場は自宅か自宅の近くにし、時間は2時間程度、椅子席の個室が安心です。当日の体調次第で短縮できるよう、余裕を持った段取りにしておくと本人が無理をせずに済みます。

どんな贈り物が向いていますか?

日常で使う身の回りのものを上質にするか、好物の食べ物など残らないものが向いています。置き場所を取る大きなものや、手入れに手間がかかるものは負担になりやすいため避けます。家族の写真をまとめたものも喜ばれています。

お返しは必要ですか?

食事会でもてなした場合は、それがお返しにあたるとされます。高齢になるほど返礼の準備そのものが負担になるため、贈る側から「お返しは不要」と伝えておくと親切です。品物で返す場合は半額から3分の1が目安です。

まとめ

  • 傘寿は80歳。現在は満年齢で祝うことが多い
  • 由来は「傘」の略字「仐」が「八十」に見えること
  • 色は黄(金茶)。ただし紫とする説もある
  • 色に迷ったら本人の好みを優先してよい
  • 金額は子から親へ1〜5万円。還暦から水準は変わらない
  • 当日の体調に合わせて短縮できる段取りにしておく
  • 贈り物は日常を上質にするもの。大きなもの・手間のかかるものは避ける
  • 贈る側から「お返しは不要」と伝えると親切
長寿祝い全体を見る(還暦・古希・喜寿・傘寿・米寿・卒寿の一覧)

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参考情報

  1. リンベル ギフトコンシェルジュ「長寿祝いのおすすめギフト・プレゼントと基礎知識(還暦/古希/喜寿/傘寿/米寿/卒寿/白寿)」
    https://www.ringbell.co.jp/giftconcierge/2201
  2. 郵便局のネットショップ「古希・喜寿・傘寿・米寿・卒寿・白寿など、長寿祝いの基礎知識とおすすめギフト」
    https://www.shop.post.japanpost.jp/shop/pages/gift_contents_158.aspx
  3. 高島屋「長寿祝い(賀寿)のプレゼント(還暦、古稀、米寿、喜寿等)」
    https://www.takashimaya.co.jp/shopping/gift/gaju/
  4. シャディ ギフトモール「長寿祝い(賀寿祝い)プレゼント」
    https://shaddy.jp/choju/

年齢(80歳)と「傘」の略字に由来する点は情報源で一致しています。色については黄(金茶)と紫で説が分かれるため、その旨を本文に明記しています。

本記事で紹介している金額や作法は一般的な目安です。祝い方はご家庭によって大きく異なります。 ご本人の体調と意向を優先して判断してください。