結論
いとこの結婚式のご祝儀は、1人で出席するなら3万円が基本です。 調査では3万円が約半数で最多、平均額は3万3,000〜3万6,000円台となっています。
「親族だから5万円」と言われることがありますが、それは兄弟姉妹や甥・姪の話です。 いとこは同じ親族でも一段離れた関係として扱われ、3万円で失礼にはあたりません。 夫婦2人なら5〜7万円が目安です。
出席の仕方別の目安
| 状況 | 一般的な目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 1人で出席 | 3万円 | 最多で約半数。30代以上や親しい間柄なら5万円 |
| 夫婦2人で出席 | 5〜7万円 | 6万円は偶数のため避けられることが多い |
| 親と連名(学生など) | 合計5〜10万円 | 家族としてまとめて包む。個人では用意しない |
| 挙式のみ出席 | 1〜3万円 | 披露宴の飲食がないため |
| 欠席(早めに連絡) | 1万円前後 | 料理・引出物の実費分(約2万円)を除いた額 |
| 欠席(直前) | 3万円 | 出席予定だった金額をそのまま渡す |
いとことの年齢関係別の平均額
| 相手 | 平均額 |
|---|---|
| 年上のいとこ | 約3万6,400円 |
| 同い年のいとこ | 約3万3,068円 |
| 年下のいとこ | 約3万3,665円 |
出典:結婚スタイルマガジントレンド調査2024(20〜79歳の男女3,000人/2024年8月実施)。差は3,000円程度で、年齢の上下で金額を分ける必要はほとんどありません。
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いとこが「3万円」でよい理由
「親族なら5万円」という言い方をよく聞きますが、これは兄弟姉妹や甥・姪を指した相場です。いとこは法律上も三親等より外の関係にあたり、贈り合いの当事者になりにくい立場です。
実際の調査でも、いとこへのご祝儀は3万円が約半数を占め、平均額も3万円台前半から半ばに収まっています。甥・姪の平均が約6万2,000円であることと比べると、はっきりと差があります。
金額の根拠も友人と同じ考え方です。披露宴でゲスト1人にかかる料理・飲み物と引出物の費用は合計で約2万7,000円。そこにお祝いの気持ちを足してきりよくすると3万円になります。
迷ったときの基準
いとこは「親族の相場」ではなく「実費+お祝い」で考えると判断しやすくなります。出席するなら3万円、親しければ5万円です。
5万円にしたほうがよいケース
次のような場合は、3万円ではなく5万円を検討します。
- 自分が30代後半以上— 年齢が上がるほど多めに包むのが通例です
- 今も連絡を取り合う親しい間柄— 幼いころからよく遊んでいた、今も会っているという関係なら5万円、特に親しければ10万円という例もあります
- 自分の結婚式で3万円以上もらっている— いとこから受け取った額を下回らないようにします
- 他のいとこが5万円で揃えている— 親族間で足並みが決まっているなら、それに合わせます
ケース例:40代・夫婦で、年に一度は会ういとこの結婚式へ出席する
夫婦2人で5万円が基準です。「もう少し出したい」と感じる場合、6万円にするのではなく、5万円のご祝儀に1万円程度のお祝いの品を添える形が一般的です。偶数を避けつつ、気持ちの上乗せができます。
自分の結婚式でそのいとこから3万円もらっていた場合も、夫婦2人での出席なら5万円が妥当です。人数が増えれば実費も増えるためです。
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こんな場合はどうする?
ほとんど交流がないいとこ
3万円が基本です。冠婚葬祭でしか会わない間柄でも、出席する以上は料理と引出物の実費がかかるため、3万円を下回らないようにします。
負担が大きいと感じる場合は、無理に出席せず、欠席してお祝いだけを贈るという選択もあります。いとこは出欠の自由度が比較的高い関係です。
自分が学生・未成年
親と連名で招待されているなら、親と一緒にまとめて包むのが一般的です。家族としての合計は5〜10万円程度になります。学生が個人で3万円を用意する必要はありません。
いとこが結婚式をしない(入籍のみ)
披露宴のもてなしがない分、相場から実費相当を引いた1万円前後、または相場どおりの3万円のどちらもあります。現金を抑えてお祝いの品を添える形もよく使われます。
欠席する
早めに欠席を伝えた場合は、料理・引出物の実費(約2万円)を除いた1万円前後が目安です。直前の欠席では手配が済んでいるため、出席予定だった3万円をそのまま渡します。
結婚式を欠席するときのご祝儀を詳しく見る夫婦で出席する
5〜7万円です。6万円は偶数のため避けられることが多く、5万円か7万円にします。
夫婦で出席するときのご祝儀を詳しく見るいつ渡す?
いとこの場合は、結婚式当日に受付で渡すのが一般的です。兄弟姉妹のように事前に手渡す必要はありません。
欠席する場合や、式に招かれていないけれどお祝いを贈りたい場合は、挙式の1か月前から1週間前までに届くように手渡しか現金書留で送ります。式の後に贈るのは避け、遅くなった場合は一言添えます。
ご祝儀袋とお札
3万円なら、水引が実際に結んである一般的なご祝儀袋が釣り合います。装飾が豪華すぎる袋は、中身と合わずかえって不自然です。5万円以上を包む場合は、和紙や飾りがしっかりしたものに変えます。
水引は結び切り(またはあわじ結び)。表書きは「寿」または「御結婚御祝」です。お札は新札を用意し、肖像画が表・上になるように入れます。
ご祝儀袋の選び方・書き方を詳しく見る(金額別の袋・水引・表書き)よくある質問
「親族なら5万円が普通」と言われましたが、いとこに3万円は失礼ですか?
失礼ではありません。調査ではいとこへのご祝儀は3万円が最も多く、約半数を占めています。平均額も3万3,000〜3万6,000円台です。5万円が基準になるのは兄弟姉妹や甥・姪で、いとこは同じ親族でも一段離れた関係として扱われます。
いとこが年上か年下かで金額は変わりますか?
大きくは変わりません。調査の平均額は年上のいとこで約3万6,400円、同い年で約3万3,068円、年下で約3万3,665円と、差は3,000円程度です。年上のいとこにやや多めに包む傾向はありますが、上下で分ける必要はありません。
夫婦で出席する場合はいくらですか?
2人で5〜7万円が目安です。6万円は偶数のため避けられることが多く、5万円か7万円にするのが一般的です。5万円のご祝儀に1万円程度のお祝いの品を添える形もよく使われます。
ほとんど交流のないいとこの場合はどうしますか?
3万円が基本です。冠婚葬祭でしか会わない間柄でも、出席する以上は料理と引出物の実費がかかるため、3万円を下回らないようにします。金額を抑えたい場合は、出席せずお祝いだけを贈るという選択もあります。
自分が学生の場合はどうすればよいですか?
親と連名で招待されているなら、親と一緒にまとめて包むのが一般的です。その場合、家族としての合計は5〜10万円程度になります。学生が個人で用意する必要はありません。
まとめ
- 1人で出席するなら3万円が基本。調査では約半数を占める最多回答
- 平均額は年上のいとこ約3万6,400円、同い年約3万3,068円、年下約3万3,665円
- 「親族なら5万円」は兄弟姉妹・甥姪の相場。いとこには当てはまらない
- 30代後半以上、親しい間柄、もらった額がある場合は5万円を検討
- 夫婦2人なら5〜7万円。6万円は避けるのが一般的
- 学生は親と連名でまとめて包む
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参考情報
- 結婚スタイルマガジン(NIWAKA)「いとこの結婚式ではご祝儀をいくら包む?いとこへの結婚祝いについてパターン別に紹介」/結婚スタイルマガジントレンド調査2024(20〜79歳の男女3,000人・2024年8月実施)
https://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding/gift-money/price/24/ - ゼクシィ「結婚式のご祝儀相場 いくら包めばいい?相手別・挙式のみ・連名など様々なケースを解説」(監修:岩下宣子/マナーデザイナー)
https://zexy.net/mar/manual/guest_gosyugi/chapter1.html - 株式会社リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」
https://souken.zexy.net/research_news/marriage-wedding/trend.html - マイナビウエディング「【結婚式のご祝儀の相場】兄弟・いとこ・友人などの関係性をはじめケース別に金額を解説」
https://wedding.mynavi.jp/contents/press/detail/post-27/
年齢関係別の平均額は結婚スタイルマガジントレンド調査2024の数値です。
本記事で紹介している金額や作法は一般的な目安です。親族のご祝儀は、ご家庭ごとの取り決めや地域の慣習によって異なります。親族間で決まりがある場合は、そちらを優先してください。