結論
甥・姪の結婚式のご祝儀は、1人で出席するなら5万円が最も多い金額です。 調査では5万円が約37%で最多、次いで10万円が約3割、平均額は約6万2,000円となっています。
夫婦2人で出席するなら10万円が主流です。 1人5万円×2人と考えると分かりやすく、袋も選びやすい金額です。
出席の仕方別の目安
| 状況 | 一般的な目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 1人で出席 | 5万円 | 最も多い金額。交流が深ければ10万円も |
| 夫婦2人で出席 | 10万円 | 7〜10万円の範囲。10万円が主流 |
| 夫婦+子ども | 10万円+子どもの分 | お子さまメニュー5千円、大人と同じ料理1万円 |
| 挙式のみ出席 | 1〜3万円 | 披露宴の飲食がないため |
| 結婚式をしない | 5〜10万円 | 式があるときと同額を贈る人が多数派 |
| 欠席する | 1〜3万円 | 親族のため友人より多めが一般的 |
実際に包まれている金額の分布
| 金額 | 割合 |
|---|---|
| 5万円 | 約37%(最多) |
| 10万円 | 約30% |
| 平均額 | 約6万2,000円 |
出典:結婚スタイルマガジン(NIWAKA)の調査。5万円と10万円で全体の約7割を占めます。
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甥・姪のご祝儀が5万円中心である理由
甥・姪へのご祝儀が友人の3万円より高くなるのは、年長者として包む立場だからです。おじ・おばは新郎新婦より一世代上にあたり、ご祝儀を受け取る側ではなく贈る側に回ります。お返しを期待しない前提で、多めに包むのが通例になっています。
もう一つの理由は、夫婦で出席することが多いことです。甥・姪の結婚式には配偶者と2人で招かれるのが普通で、2人分の料理と引出物がかかります。1人5万円×2人で10万円という考え方が、そのまま相場になっています。
5万円か10万円か
この2つで全体の約7割を占めます。1人なら5万円、夫婦なら10万円と覚えておけば、ほとんどの場合に対応できます。
金額を決める3つのポイント
1. 甥・姪との交流の深さ
同じ「甥・姪」でも、小さいころから頻繁に会っていた場合と、法事でしか顔を合わせない場合では扱いが変わります。近くに住んでいてよく面倒を見ていたなら10万円、疎遠であれば3万円まで下げても不自然ではありません。
2. 自分の年代と立場
甥・姪の結婚式に招かれるとき、多くの人は40代から60代です。この年代では5万円以上が標準になります。逆に自分がまだ20代・30代前半で甥・姪が結婚するケースでは、3万円でも問題ありません。
3. 兄弟姉妹の間で揃っているか
甥・姪の親は自分の兄弟姉妹です。他のおじ・おばがいくら包むかを確認しておくと安心です。自分だけ大きく外れると、後で親族間の話題になることがあります。
先に包んだ額が基準になる
甥・姪が複数いる場合、最初の1人に包んだ金額がそのまま基準になります。数年後に別の甥・姪が結婚したとき、大きく減らすと差が目立つため、最初の金額は無理のない範囲で決めておきます。
ケース例:50代夫婦で、よく面倒を見ていた姪の結婚式へ出席する
夫婦2人で10万円が基準です。交流が深く、さらに気持ちを足したい場合は、金額を12万円に増やすのではなく、10万円のご祝儀に新生活で使える品を添える形が扱いやすくなります。
高校生の子どもを連れて3人で出席するなら、大人と同じ料理が出るため1万円を上乗せして11万円、または切りよく12万円とします。
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こんな場合はどうする?
甥・姪が結婚式をしない(入籍のみ)
親族の場合、結婚式をしなくても式があるときと同じ金額を贈る人が多数派です。おじ・おばとしてのお祝いは、式の有無とは切り離して考えられているためです。
ただし披露宴の飲食や引出物がない分、受け取る側は内祝いの負担が大きくなります。金額を少し抑えるか、現金ではなく家電やギフトを贈る形も選べます。
挙式のみに参列する
披露宴がなければ1〜3万円が目安です。飲食や引出物の実費がかからないためですが、親族という立場を考えると友人の1万円より多めにするのが一般的です。
欠席する
出席できない場合も、親族なら1〜3万円は包むのが一般的です。友人の欠席時(5千〜1万円)より多めになります。式の直前に欠席が決まった場合は、出席予定だった金額をそのまま渡します。
結婚式を欠席するときのご祝儀を詳しく見る子どもを連れて出席する
招待状が世帯宛で連名になっているなら、家族分をまとめて1つの袋に包みます。子どもの分は、お子さまメニューなら5千円、大人と同じ料理が出るなら1万円が目安です。
子連れで出席するときのご祝儀を詳しく見るいつ・誰に渡す?
ご祝儀は甥・姪本人に渡すのが基本です。親である自分の兄弟姉妹ではありません。
渡すタイミングは、結婚式当日の受付でも構いませんが、親族の場合は式の1か月前から1週間前までに事前に手渡すことも多くなっています。会う機会がなければ、当日受付で渡して問題ありません。
遠方で直接会えない場合は現金書留で郵送します。本人と直接やりとりがなく親を通す場合は、誰からのご祝儀か分かるように伝えておきます。
ご祝儀袋とお札
5万円以上を包むため、水引が実際に結んであり、和紙や装飾がしっかりしたご祝儀袋を選びます。10万円ならさらに格の高いものが釣り合います。3万円用の簡素な袋に10万円を入れると、袋と中身が合いません。
水引は結び切り(またはあわじ結び)。表書きは「寿」または「御結婚御祝」です。お札は新札を用意し、肖像画が表・上になるように揃えて入れます。
ご祝儀袋の選び方・書き方を詳しく見る(金額別の袋・水引・表書き) ご祝儀5万円のお札の組み合わせ・枚数・入れ方を詳しく見るよくある質問
甥・姪へのご祝儀に3万円では少ないですか?
調査では5万円が最も多く、3万円は少数派です。ただし甥・姪がまだ幼いころから疎遠だった場合や、自分が20代・30代前半で経済的な余裕がない場合は3万円でも許容されます。他の親族と金額が揃っているかを先に確認するのが確実です。
夫婦で出席する場合はいくらですか?
7〜10万円が目安で、なかでも1人5万円×2人で10万円とする方が多く見られます。6万円や8万円という選択もありますが、10万円はきりがよく袋も選びやすいため、迷ったときの基準になります。
甥・姪が結婚式をしない場合もご祝儀は必要ですか?
親族の場合、結婚式をしなくても式があるときと同じ金額を贈る人が多数派です。ただし披露宴の飲食や引出物がない分、お返しの負担を考えて金額を抑えたり、お祝いの品を贈ったりする形もあります。
ご祝儀は甥・姪本人と、その親(自分の兄弟姉妹)のどちらに渡しますか?
本人に直接渡すのが基本です。当日は受付が慌ただしいため、式の前に本人へ手渡すか、会えない場合は親である兄弟姉妹を通して渡します。その際は誰からのご祝儀か分かるように伝えておきます。
甥・姪が何人もいる場合、金額は揃えますか?
揃えるのが無難です。最初の1人に包んだ金額が、以降の基準になります。年月が空くと物価や自分の状況が変わりますが、大きく減らすと差が目立つため、同額かやや多めにするのが一般的です。
まとめ
- 1人で出席するなら5万円が最多(約37%)。平均は約6万2,000円
- 夫婦2人なら10万円が主流。1人5万円×2人と考える
- 5万円と10万円で全体の約7割を占める
- 交流が深ければ多め、疎遠なら3万円まで下げても不自然ではない
- 結婚式をしない場合も式があるときと同額を贈る人が多数派
- 他のおじ・おばと金額を揃える。最初の甥・姪に包んだ額が以降の基準になる
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参考情報
- 結婚スタイルマガジン(NIWAKA)「甥や姪の結婚式に招待されたら、ご祝儀はいくら包む?ナシ婚や子供も一緒に出席する場合の相場」
https://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding/gift-money/price/25/ - ゼクシィ「結婚式のご祝儀相場 いくら包めばいい?相手別・挙式のみ・連名など様々なケースを解説」(監修:岩下宣子/マナーデザイナー)
https://zexy.net/mar/manual/guest_gosyugi/chapter1.html - 株式会社リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」
https://souken.zexy.net/research_news/marriage-wedding/trend.html - マイナビウエディング「【結婚式のご祝儀の相場】兄弟・いとこ・友人などの関係性をはじめケース別に金額を解説」
https://wedding.mynavi.jp/contents/press/detail/post-27/
金額の分布(5万円約37%・10万円約3割・平均約6万2,000円)は結婚スタイルマガジンの調査値です。
本記事で紹介している金額や作法は一般的な目安です。親族のご祝儀は、ご家庭ごとの取り決めや地域の慣習によって大きく異なります。親族間で決まりがある場合は、そちらを優先してください。