結論
子連れの場合は大人の分に、子どもの飲食代を上乗せします。 上乗せ額の目安は、0〜2歳は不要、未就学児で5千円、 小学生で5千〜1万円、 中学生以上で1万〜1万5千円です。
判断の基準は年齢そのものではなく、その子にどんな料理が出るかです。 合計が偶数になったら、切り上げるかお祝いの品で調整します。
子ども1人あたりの上乗せ額
| 子どもの年齢 | 上乗せの目安 | 用意される料理 |
|---|---|---|
| 0〜2歳 | 不要 | 料理・席とも不要なことが多い |
| 3〜6歳(未就学) | 5千円 | お子さまプレート |
| 小学生 | 5千〜1万円 | お子さまランチ〜大人の軽めの料理 |
| 中学生 | 1万〜1万5千円 | 大人とほぼ同じ料理 |
| 高校生以上 | 1万5千円〜 | 大人と同じ料理・引出物 |
年齢は目安です。小学生でも大人と同じコースが出るなら1万円、中学生でもお子さまメニューなら5千円というように、実際に出る料理に合わせて判断します。
家族構成別の合計額(友人の結婚式の場合)
| 家族構成 | 合計の目安 | 内訳 |
|---|---|---|
| 夫婦+乳児1人 | 5万円 | 夫婦5万円+上乗せなし |
| 夫婦+未就学児1人 | 5万5千円/7万円 | 夫婦5万円+5千円。または切り上げて7万円 |
| 夫婦+小学生1人 | 7万円 | 夫婦5万円+1万円=6万円を切り上げ |
| 夫婦+子ども2人(未就学) | 7万円 | 夫婦5万円+5千円×2人=6万円を切り上げ |
| 1人+小学生1人 | 3万5千円 | 本人3万円+5千円。4万円は避ける |
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上乗せ額は「料理」で決める
ご祝儀はもてなしにかかる実費+お祝いの気持ちで考えます。子どもの分も同じで、判断の軸は年齢ではなくその子に何が出るかです。
大人1人にかかる料理・飲み物は平均約2万1,400円、引出物・引菓子が約6,000円。子どもの場合、お子さまプレートは数千円、大人と同じコースなら大人と同額に近くなります。年齢別の目安は、この料理の違いをおおまかに置き換えたものです。
迷ったときは、会場に用意してもらう料理を新郎新婦に確認するのが最も確実です。「うちの子は何が出ますか」と聞くのは失礼ではなく、むしろ席の準備がしやすくなります。
乳児でも気持ちを足すことがある
0〜2歳で料理も席も不要なら上乗せは不要です。ただしベビーベッドや授乳室の手配、離乳食の相談など、会場側に配慮してもらった場合は5千円程度を足すこともあります。
偶数になったときの調整方法
子どもの分を足すと、合計が偶数や4万円になることがよくあります。結婚式では偶数(割り切れる=別れる)と、4万円・9万円(死・苦)は避けるのが一般的です。
調整の方法は2つです。
- 切り上げて奇数にする— 6万円なら7万円、4万円なら5万円にします。分かりやすく、受け取る側も気にしません
- 現金は奇数のままにして、品物を添える— 5万円のご祝儀+1万円程度のプレゼント。金額を増やしたくない場合に向きます
なお5千円単位は問題ありません。5万5千円や3万5千円は偶数でも4でもないため、そのまま包んで構いません。切り上げに抵抗がある場合はこの形が使えます。
ケース例:夫婦+小学生1人+3歳児1人で友人の結婚式へ出席する
夫婦5万円+小学生1万円+3歳児5千円=6万5千円。偶数でも4でもないため、このまま包んで問題ありません。
きりよくしたい場合は7万円に切り上げます。逆に負担が大きい場合は、5万5千円にして、後日ふたりの新生活で使えるものを贈るという方法もあります。
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親族の結婚式の場合
上乗せの考え方は同じですが、ベースになる大人の金額が変わります。
| 関係 | 夫婦2人のベース | 子ども込みの例 |
|---|---|---|
| 友人・同僚 | 5万円 | 小学生1人で7万円 |
| いとこ | 5〜7万円 | 小学生1人で7万円 |
| 兄弟姉妹 | 7〜10万円 | 小学生1人で10万円 |
| 甥・姪 | 10万円 | 高校生1人で11〜12万円 |
招待状の返信で必ず伝えること
ご祝儀の金額以上に大切なのが、事前の連絡です。招待状の返信時に次を伝えます。
- 子どもの人数と年齢— 料理・椅子・食器の手配に必要です
- 食物アレルギーの有無— 当日の変更はできません
- ベビーカーやベビーベッドの要否— 会場のスペースに関わります
- 授乳やおむつ替えの場所が必要か
直前に伝えても対応できないことがあります。子ども用の料理は当日追加できないため、返信の段階で確定させておきます。
招待状に子どもの名前がない場合
招待状の宛名に子どもの名前が入っていなければ、大人のみの招待です。子どもを連れて行きたい場合は、勝手に連れて行かず、必ず事前に相談します。会場の広さや進行の都合で断られることもあります。
ご祝儀袋の名前の書き方
家族でまとめて包む場合、書き方は2通りあります。
- 中央に夫のフルネーム、その左に妻・子どもの名前だけを並べる
- 中央に代表者のフルネーム、その左に「外一同」と添える
子どもが2人以上いる場合は、名前が並びすぎるため後者が扱いやすくなります。中袋には金額を漢数字で書き、裏に住所と代表者の氏名を書きます。
ご祝儀袋の選び方・書き方を詳しく見る(金額別の袋・水引・表書き)よくある質問
赤ちゃんを連れて行く場合も上乗せは必要ですか?
0〜2歳で料理も席も不要なら、上乗せは基本的に必要ありません。ただしベビーベッドや授乳室の手配、離乳食の相談などで会場側に配慮してもらった場合は、気持ちとして5千円程度を足すこともあります。
子どもの分を足したら合計が偶数になってしまいました。
切り上げて奇数にするか、現金は奇数のままにしてお祝いの品を添える形にします。たとえば夫婦5万円+子ども1万円で6万円になる場合は、7万円にするか、5万円のご祝儀に1万円程度のプレゼントを添えます。
子どもの人数分の席や料理は、こちらから伝えるべきですか?
招待状の返信時に、子どもの人数と年齢を必ず伝えます。会場は年齢に応じて料理・椅子・食器を用意するため、直前の連絡では対応できないことがあります。アレルギーがある場合も同時に伝えます。
ご祝儀袋には子どもの名前も書きますか?
書き方は2通りあります。中央に夫のフルネームを書き、その左に妻・子どもの名前だけを並べる方法と、中央に代表者のフルネームを書いてその左に「外一同」と添える方法です。子どもが複数いる場合は後者が扱いやすくなります。
ひとりで子どもを連れて出席する場合はいくらですか?
自分の分の3万円に、子どもの年齢に応じた金額を上乗せします。小学生1人なら3万5千円〜4万円ですが、4万円は避けたい金額のため3万5千円か5万円に調整します。
まとめ
- 大人の分に子どもの飲食代を上乗せする。判断の軸は年齢ではなく出る料理
- 0〜2歳は不要、未就学児5千円、小学生5千〜1万円、中学生以上1万〜1万5千円
- 合計が偶数・4万円になったら切り上げるか品物を添える
- 5千円単位はそのままでよい(5万5千円・3万5千円など)
- 招待状の返信で子どもの人数・年齢・アレルギーを必ず伝える
- 招待状に子どもの名前がなければ大人のみの招待。連れて行く前に相談する
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参考情報
- GoGo Wedding「子供連れで出席!友人&親族の結婚式でご祝儀はいくら包む?」
https://www.gogo-wedding.com/goshugi-with-children/ - ゼクシィ「結婚式に“夫婦で”出席!ご祝儀の金額&ご祝儀袋の書き方はどうする?」
https://zexy.net/mar/manual/guest_gosyugi/chapter6.html - 結婚スタイルマガジン(NIWAKA)「【結婚式】子連れで出席していいパターンは?ご祝儀はどうする?」
https://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding/guest-manners/on-the-day/03/ - 株式会社リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」
https://souken.zexy.net/research_news/marriage-wedding/trend.html
もてなしの実費(料理・飲物約2万1,400円、引出物・引菓子約6,000円)はゼクシィ結婚トレンド調査2024の全国推計値です。年齢別の上乗せ額は複数の情報源を照合しています。
本記事で紹介している金額や作法は一般的な目安です。用意される料理の内容は会場によって異なります。判断に迷う場合は、新郎新婦に直接確認するのが確実です。